パチスロ未経験だけどバイトしたら案外続いた話

※このブログはパチ屋バイトを進めるものではありません!!!!!

みなさんはアルバイトをしたことがあるだろうか。私はアルバイトをしたことがあるが、ほとんどが3日〜1ヶ月でやめてしまった。

だが、パチ屋のアルバイトは比較的続いている。(1店舗目は半年、2店舗目は1年〜で現在も働いている)

これはパチ屋でバイトしてみたくて気になってる人に捧げる記事である。





1.そもそもパチ屋のバイトって何をするの?

大きくわけてホールとカウンターがある。

ホールはパチンコの機械がたくさんある列(通称島という)を巡回して、お客さんに声をかけられたら要望に応える。例えば機械の不良や店によっては飲み物やタバコを持ってきて欲しい、逆にゴミを捨てて欲しいなど。

詳しく解説すると、お客さんから声をかけられたらこちらは応じるが店員自ら声をかけることは無い。また、パチンコの機械は複雑そうに見えるが開けてみればかなり単純なものなので心配する必要は無い。私の働いてる店では大体10分に1回くらいの頻度でこの作業をする。他にも、飲み物やタバコはコンビニ等へ買いに行く訳では無く、パチンコは玉数=お金なので、飲み物のお金と同等の玉数を預かりカウンターに行き飲み物と交換するというのを店員がお客さんに変わり代行して行う。だがこのサービスに関してはやってない店もありホームページを見れば大体わかる。

そして、パチ屋バイトがきついと言われる理由の一つとしてドル箱が上げられる。パチンコで出た玉を受け止める箱でひとつならいいが何個も重ねるととても重い。だがパーソナルシステムを導入している店舗ではこの作業が全くなくなるのでそのような店を探すことを強くおすすめする。(パーソナルは店にとってアピールポイントなので求人では必ず書いてあるだろう。)

カウンターは名前の通りカウンターに立って景品を交換する役割だ。パチンコはよく3万勝った!とか5万負けた!と言うがそれは機械からお金が出てるのではない。玉やメダルを精算してから(これはホールの仕事)レシートのようなものが出て、それをカウンターに持っていき(本物の)金に交換する。それをなぜか店のめちゃくちゃ近くにある換金所に持っていきお金を交換するというシステムである。朝の時間帯はかなり暇だが昼過ぎからぼちぼち人がやってくる。また、カウンターは飲み物やタバコが欲しい人か勝った人しか来ないのでホールよりは治安がいい。

カウンターはそのレシートのようなものをレジに通し金が何枚分なのかを精算し渡す。また、必ずしもぴったりではないので余った分はお菓子やタバコ、飲み物などに交換する。この時カウンターがめちゃくちゃうるさい所にあるパターンと静かなところに隔離されているパターンがあるので下見をした方がいい。私の店では金はお金に直接関係するので休憩の度に数を数えて、数が合わなければ始末書を書くことになっている。まだ書いたことは無いが、先輩いわくとてもめんどくさいらしい。

また、パチ屋バイト未経験の場合最初は必ずホールと決まっている店もあれば女の子は最初だしカウンター、男の子は力仕事のホールという店もある。パチ屋は常に人手不足なので面接で言ってみれば希望が通りやすいと思う。



2.シフトについて

パチ屋のシフトは大きく二つに分けられる。9:00-17:00、16:00-24:00のように早番遅番だけで区切られるパターンと9:00-24:00のうち4h〜という自由シフトのパターンである。なぜこの違いがあるのかは謎だが早番遅番だけで区切られている場合はその時間フルで入らなければならない。

9時からと言っても開店は10時からのパターンが多く、私の働いてた店では朝礼(キャンペーン等の連絡事項)→開店準備(ホールは台を拭き機械チェック、カウンターは金の確認、レジの動作確認、お菓子や飲み物の補充)→抽選があれば抽選の手伝い(今なら抽選に並んでるお客さんの手にアルコールをかける)→開店という流れだ。

自由シフトでも1番早い時間に入れば変わらないと思うがその時間を避ければこれらは回避出来る。逆に少しでもパチンこの音を聞きたくない!という人は早い時間をおすすめする。

自由シフトに関しては完全に自由で、パチ屋は時間ではなく、イベントや7のつく日など日付で人の出入りが変わるので飲食店のようにお昼時夜ご飯時にあわせないといけないということはない。

3.給料について

パチ屋バイトは時給がいい所が多い(はず)。が、店によって研修何ヶ月(or何時間)までは時給が引かれている場合もある。土日で時給は違うのか、昇給はあるのか、交通費は出るのか、これらは店によるが普通のアルバイトと変わりないと思う。時給はいいがドル箱があるのか時給はそこそこだがパーソナルがいいのか、自分なりに条件を絞って探そう。パチ屋は都会田舎関係なく店舗数が多い。

また、これはパチ屋独特のルールだと思うが、店によって5時間働いたら15分休憩があったり、2-3時間に1回5分休憩があるパターンが多い。大体の店は時給に入れてくれるが休憩扱いで時給に入れない店もあるのでちゃんと確認しておこう。


4.身だしなみについて

私は女なので女性用の制服の事情しかわからないが、パチ屋の制服はThe・男ウケ!みたいな制服だ。スカートかキュロットが基本で長いズボンみたいなのはほぼない(と思う。)し夏は必ず半袖を着ていた。店によって夏の長袖もあるかもしれないが傷跡がある人はよく確認しておこう。

靴に関しては店によってかなり差があり、パンプス革靴じゃないとだめ!と言う店もあれば黒い靴ならなんでもいいという店もある。立ち仕事なのでスニーカーでも可能な店をおすすめする。これは店内を下見すれば簡単にわかる。

髪色やネイルに関しては男性は黒髪or暗めの茶髪、女性は明るめくても茶髪ならよくてカラー(赤青ピンクなど)はだめ、ピアスは揺れないタイプならいい、ネイルは派手じゃないならいいパターンが多い。また、すっぴんはNGでほかの業種よりもメイクが濃くても怒られない。むしろナチュラルメイクすぎるとちゃんとメイクしてる?と言われる。カラコンも黒や茶色ならつけていい。だが面接の時は一応外しておこう。


5.働いている人について

私の働いてる店では8割が喫煙者orパチスロが趣味の人だ。喫煙者といっても喫煙室がありそこでしか吸わないので受動喫煙の被害はない。パチスロが趣味の人は今度ここの店の新台が〜とか盛り上がっている。女性は喫煙者かどちらも全く興味が無い社員さんにわかれていた。

あと、なぜか顔面偏差値が高い人が多い。だがだいたい専門卒で若くて結婚してるパターンが多いので諦めよう。

また、いわゆるヤクザっぽい人や社会不適合者みたいな人はいなかった。チャラいがアニメ好きで陰キャにも優しいようないい人が多い。社員さんや上の人も普通のサラリーマンという感じの人だった。

6.客層や騒音について

私の働いている店は老人が多いが、まれに若い人もいる。今のところやばい客は見た事がないが、負けて店員にむかって怒ったりトイレを汚す人はいるらしい。


音についてだが私は平気だった。だが、平気だと思っても辞めたあとも耳鳴りが止まらなくなってしまった人がいるので行ったことのない人は1度行くことを強くおすすめする。また、あの音がデフォルトでその上お客さんの要望を聞かなければならないのでそこを考えた上で応募しよう。


7.面接について

パチ屋の面接は大体店内に普通に入って店員に名前を言ってスタッフルームで面接という形である。(あとなぜか飲み物をくれる。)

面接で聞かれることはパチスロ経験はあるか?未成年で実家暮らしの場合親は賛成してるか?なぜパチ屋?これはほぼ確定で聞かれた。なぜパチ屋?は恐らくパチ屋の人はイメージ悪いことを自覚しているから聞いてくるのだろう。パチ屋側は時給が高いことを強みのひとつにしているので時給が高かったのでという理由は言ってもいいだろう。あとはお金を扱うので責任のある仕事に魅力を感じたとかそういう理由をいえばいいと思う。

これらを踏まえて、パチ屋バイトの

メリットは
・接客業ではあるがお客さんとそこまで関わらない(自発的に関わることは無い)
・メイク髪色ネイルがほかのバイトに比べてゆるい
・覚えることは少なく仕事内容も単純
・ほかのバイトと比べて頻繁に休憩があり、時給も出る(店による)
・時給が高め
・アニメが好きでパチスロの台がある場合巡回する時音が少し聞けたり見れたりする

デメリットは
・うるさいのが苦手な人にとっては地獄
・パーソナルシステムを導入してない店はドル箱運びが大変
・変な客率が高い
・少し体育会系(店によるが朝礼、こまかい役職があり役職に着いてる人は苗字+役職名で呼ばなければならない)
・声が小さいとお客さんが怒り出すんじゃないかと不安になる
・女の子は身だしなみが緩かったりする分セクハラや盗撮の被害にあうかもしれない

そしてパチ屋バイトに向いてる人は
・アニメやゲームが好き
・うるさいのに耐えられる
・仕事はなんでもいいから高い時給がほしい

パチ屋バイトで得られるものはチームワークやコミュ力でこれは他のバイトと変わらないと思います。



これで以上ですが気になる点があったらコメントで教えてください。閲覧ありがとうございました。